恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

ハァッとため息を吐いた。

こんな時間にサボって
これでは、私まで不良みたいじゃん。

結局は、
嫌々ながら着いて行くことになってしまった。

しかも
その車は、リムジンだった。

何、考えているの!?

お金持ち不良の考えていることが
よく分からなかった。

向かった先は、近くのゲーセンや
ボウリングやいろんな所に連れて行かれた。

「お前どれも下手くそだなぁ~!!」

「アハハッ、めちゃくちゃ下手だし。
ボウリングなんて、どれだけ
ガータに入れたら気が済むんだよ!?」

三永先輩や蓮先輩に笑われてしまった。

「仕方がないじゃないですか」

私は、頬を膨らませた。

悔しい…。

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