恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

でも、ムカつくけど意外と楽しかった。

色々やらせてもらえたし
蓮先輩も一緒に楽しんでいるようにも
見えた。

それに気分が楽だった。

何でだろう?

「先輩達っていつもこうやっ
てサボっているんですか?」

「あぁ…しょっちゅうな。
学校に行かない時もあるし」

「えぇっ!?」

驚いた表情をすると

「バーカー。ヤンキーが、真面目にやっていたら
おかしいだろ!?」

そう突っ込まれた。

確かに不良が真面目に授業していたら
それこそ驚きものだろう。

「ってか、タバコ吸わないで下さい!!
先輩達、まだ未成年ではないですか!?」

私は、そう言い注意する。

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