恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~
「あっ?『俺のもんだから』か?」
「そこは、ムカつくから違います!!
その後です」
「お前…兄貴に向かって失礼な奴だな。
あぁ『指一本他の奴らに触らせるな』か…?」
ドキドキッとさらに心臓が高鳴った。
本当に言ってくれたんだ…?
この鼓動が高鳴るのは、どうしてだろうか?
学校に着くと私は、
生徒会の方に向かった。
まだ、身体中がドキドキして止まらないでいた。
生徒会に着いたが、このままだと
いけないと思いドアの前で
深呼吸をしてから開けようとした。
だがしかし
ゴン!!
と開いたドアに思いっきり
頭をぶつけられてしまった。
「……えっ?」