生真面目先生のちょっと大人の恋の話
「ごめん、もう自分が止められない…。」

その瞬間、私の肌に直接将人の手が触れる。

ブラウスがはらりと落ちると、私の背中にキスをする将人。

ブラのホックが外されて、私は反射的に胸を隠す。

無防備になった私の背中に将人の舌が這う。

どうしよう、くらくらする。

30歳にもなって未経験な私はどうしていいのか分からずに身体を固くするばかりだ。

私のお腹に手を持っていく将人。

「ダメだよ…。」

体型に自信のない私はその手をすり抜けようとして、身体をくねらす。

「大丈夫、朝弥はきれいだよ…。」

その瞬間、将人に肩を掴まれ、私は将人の方を向かされる。

「朝弥の初めては俺のモノだ。」

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