憧れのアナタと大嫌いなアイツ
暫しフリーズの私を見ながらクスッと笑った藤堂室長
頭をクシャクシャと撫でて
「さぁ、食べながら説明もしてあげるから先に顔洗っといで」
ブルーのタオルを手渡されてトボトボと歩く私が鏡の前に立って見たものはっ
「ーーーっ」
神さま爆弾投下でしょうか?
ボサボサの髪、腫れた目
崩れたメイク、シワシワのスーツ
所々ハゲたメイクをいっそのこと落としてしまいたいけれど生憎ここにはメイク落としは・・・
あるっ?
使い捨ての歯ブラシセットと一緒に使い捨てのメイク落としに化粧水と乳液セットが置いてある
藤堂室長が買いに行ってくれたの?
答えの無い質問が頭の中を行ったり来たりさる間にスッピン完成
少し髪も押さえて・・・
頭の中を整理する
昨日・・・
ビーフシチューを食べに行って
麻美の従兄の店に行って
それからどうなったんだっけ?
サッパリ思い出せない記憶を辿るにも限界があって
唸る私の耳に届いたのは
「花乃ちゃん大丈夫?」
藤堂室長の甘い声だった
頭をクシャクシャと撫でて
「さぁ、食べながら説明もしてあげるから先に顔洗っといで」
ブルーのタオルを手渡されてトボトボと歩く私が鏡の前に立って見たものはっ
「ーーーっ」
神さま爆弾投下でしょうか?
ボサボサの髪、腫れた目
崩れたメイク、シワシワのスーツ
所々ハゲたメイクをいっそのこと落としてしまいたいけれど生憎ここにはメイク落としは・・・
あるっ?
使い捨ての歯ブラシセットと一緒に使い捨てのメイク落としに化粧水と乳液セットが置いてある
藤堂室長が買いに行ってくれたの?
答えの無い質問が頭の中を行ったり来たりさる間にスッピン完成
少し髪も押さえて・・・
頭の中を整理する
昨日・・・
ビーフシチューを食べに行って
麻美の従兄の店に行って
それからどうなったんだっけ?
サッパリ思い出せない記憶を辿るにも限界があって
唸る私の耳に届いたのは
「花乃ちゃん大丈夫?」
藤堂室長の甘い声だった