銀鏡の恋
しかし

あたしは声に動転して

「だだだ、大じょ…」

答えようとした瞬間段ボールに手が届いた

その次の瞬間にキャスターが動いた…

あたしバカだ

なんでこの椅子選んだんだろ…

あたしのアホ…

スローで過ぎてく景色の中でそう思った


「きゃっ…いったぁ…くはない」

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