銀鏡の恋

彼はこれかってくらい

満面の笑みを浮かべた

なんか知らないけど

胸の鼓動が速くなった


それから

2時間ぐらい喋った

彼は面白くて

割と気が利いて

優しかった

…そして何より

Sだった…

何度デコピンやら

頬を抓[つね]られたり

突[つつ]かれただろうか…

そんな彼に強く魅かれた

でもこれが

好きって感情ではないと

言い聞かせた

だって先生と生徒だよ…

多分…

いや絶対無理

そう思った

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