儚い絆

父と母に話してから
柊吾に聞くと
「水族館が良い！」
と、言った。

それから
「じいじも一緒ね。」
と、言うと
父が
「柊吾、ごめんな
その日、じいじいけないんだ。
たから、ママとママのお友達と
行ってきてな。」
と、言うと
「えっ、じいじいけないの？」
と、不安そうに私の顔を見るから
「うん。ママとママのお友達と柊吾の
三人ではだめかな？」
と、言うと
父の顔を見る柊吾。
すると、父が
「楽しんでおいで。」
と、言うと
「うん！」
と、言って
「ママ、みやちゃん？はやと？」
と、一緒に行く人を聞くから
「違うけど、柊吾と一緒に行きたいって
だめかな？」
「う～んと、わかった。」

それから、柊弥さんに連絡すると
「わかった、調べておく。
１０時位に迎えに行くよ。」
と、言ってくれた。

私は、その事を
美弥と隼人にも話した。
二人は、
「いよいよ、対面だね。
　　　うまく行くかな？」
「仕事では、自信一杯の人なのに
なんか、不安そうでね。
可笑しくなっちゃった。」
と、笑う叶愛を見て
美弥と隼人は、嬉しかった。
「叶愛、幸せそうだね。」
と、言うと
「えっ、そうかな」
と、叶愛は答えた。