儚い絆

柊吾が柊弥さんに慣れるまで
待って・・・と話になったが、
毎回、柊弥さんにあって
帰る時に泣く柊吾に
待つ必要ないとなり
私達は直ぐに入籍をした。

私は、相楽 叶愛となり
柊吾は、相楽 柊吾となった。

柊弥さんは、私の両親の事を考えてくれて
式を挙げなくて良いと言う私に
写真撮影だけでもと言ってくれた。

家族と美弥と隼人で写真撮影をして
パーティーをしてくれた。

私は、ウェディングドレスを着て
柊弥さんは、燕尾服
柊吾には、スーツを着せた。

かわいくて、かっこ良くて
我が子ながら見惚れてしまった。

そんな私をみて、柊弥さんは、
笑っていた。
もぅ・・・っ

美弥は、
「綺麗よ、叶愛。
本当に綺麗っ!ね、隼人?」
「ああっ、綺麗だよ。
叶愛、おめでとう
幸せになるんだぞ。」
「うん、うん、二人とも
本当にありがとう。
二人のおかげで
ここまでこれたの。」
と、言うと
美弥は、私を抱き締めてくれて
「バカっ、今日は泣かないって
我慢してたのに。
本当に幸せになるんだよ。」
叶愛は、何ども首を縦にふった。

隼人は、叶愛の頭を・・・
さわっても大丈夫なとこを探してンポンとしてくれた。
その仕草可笑しくて
叶愛と美弥は笑った。

そんな私達三人を入り口から
柊弥さんは、見て微笑んでいた。

はじめの頃は、隼人が従兄弟だと
わかっていても隼人を威嚇していた
柊弥さん。
隼人は、いつも苦笑いをして
美弥は、あきれていた。
今では、二人で飲みに行ったり
柊吾も入れて男性?三人で
遊びに行ったりしている。
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