儚い絆

支社長が叶愛に事情を説明すると
言うのを丁重にお断りをして。


家に帰りつくと
柊吾と愛桜が
不機嫌で出てきたが・・・
二人を抱き締めると

びっくりした二人だが
「「だまされないよ!!」」
と、言うが
俺は、頷いてから
リビングにそのまま行くと
叶愛が
「あら、お帰りなさい。」
と、言うから
二人を放して
叶愛の元に向かうと
「ママに、近づかないで!」
と、遮る柊愛。

俺は、柊愛の目線に座り
「柊愛。迎えに来てくれてありがとう。
嬉しかった。なのに、嫌な思いさせて
しまって悪かった。」
と、言って頭を下げた。

すると、柊愛はいきなり
タジタジになりながら
目に涙を沢山ためた。

柊弥は、思わず柊愛を抱き締めて
抱き上げた。
すると、柊愛は恥ずかしそうに
柊弥の首に腕を回した。
柊弥は、ごめんなと何度も
柊愛の耳元で言っていた。

その姿を叶愛も柊吾も愛桜も
微笑みながら見ていた。

「まあ、母さんを溺愛している
親父が浮気なんてあり得ないか。」
と、柊吾がいうと
「それもそうだね。」
と、愛桜。
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