儚い絆
さん
柊弥‥‥‥
叶愛を残していくのに
不安もなにもなかった。
だが、日に日に
仕事の量は増え
叶愛からの連絡さえも
中々、返事が返せない日々。
返せなかったら
叶愛から連絡が途絶えた。
だが、俺には不安などなかった。
あいつは、俺が忙しいから
連絡をするのを遠慮しているだけ
そんな風にしか
考えてなかった。
まさか、同僚が勝手に
叶愛からの電話にでていた
なんて・・・
あいつが、悩んでいたなんて
何も知らずにいた・・・・
そんな中
俺の携帯が紛失した上
見つかったときは壊れていた。
携帯も中々買いに行けずに
過ごしている中
経過報告に一度に帰国するように
会社から連絡があった。
戻ってみると・・・
叶愛は、会社を辞めていた。
課のやつらに聞いたが
誰も理由を知らなかった。