殿堂入りの君は、俺のもの

 よ、よかったー! あー、マジ安心した。うんうん、君はいいんだよ眼鏡で。俺は眼鏡の美沙も愛してるんだから!

 とりあえず、美沙が他の男の毒牙にかかる心配が無くなった俺は、学校に着くまでの間、落ち着いた足取りで歩く美沙の横で、不自然なまでにニヤニヤしていた。

 途中、美沙にキモいって言われたが、俺はそれすらも嬉しかった(変態を通り越してド変態になりつつあります)。
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