異世界トランスファ
と思ったのはほんの一瞬。


私はくるりとベッドに押し倒された。


「最近街にも行けてないし。相手して」


「へ・・」


つか、元気じゃんかああっ!!

私まだ完治してないんだけど!!?


普通に痛い!



「な、何言ってんの!本当にマセてるねナギって」


「は?俺の気持ち知っておきながら、そういう事言う?」


きょとん。


「気持ち?知らない」


「あ?」


ぎゅううっ


「いたたたっ!」


ナギは手首を思いっきり掴んできた。


「何!?なんなのよっ!マジで!!」


「・・ち。めんどくさ。」


「めんどくさいならどいてください!」


反抗するたびにナギの手の力が強くなっていく。


「奴隷の癖に」


「まだ言ってる!」


「いいから、口閉じて」


「やだ!」


「閉じないと・・」


ぐいっ

と衣服の隙間から手が侵入してきた。


「ちょっ・・待ってナギ!」

「待たない」


ヤバいって!

ヤバい~~~(泣)



センリーーーーー!!!

とセンリの顔が一目散に浮かんだ。

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