異世界トランスファ
と、瞼を閉じてから記憶が無いということは、眠れたということらしい。



だがしかし。



肌寒い。

突如、風が体を吹き抜けた。


え?窓閉まってるハズなんだけど。



「そっか。まだ夢の中だ」


と私は浅い眠りのさなかに思う。

瞼を閉じながら。


ゴツゴツ。

寝返りをうつと痛い。

なんで?


「・・・・。」


そして10秒経った後、ちゅんちゅんという鳥のさえずりで瞼をカッと開いた。
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