異世界トランスファ
カプセルから降りると、目の前には女性が立っていた。


「お勤めご苦労様です」


「は・・はい・・」


深々とお辞儀をされる。


「わたくしはここの侍女長をしております、ミツバと申します」


とても丁寧な対応だ。

60代くらいだろうか。城の中でも仕事があるって事ね・・。

雰囲気で察した。


「名前は」


「ヒオリ・・です」


「ヒオリ。ではこちらへどうぞ」


笑顔で部屋へ促される。


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