異世界トランスファ
「ヒオリ、入るよ」
「はい・・」
私のいた奥の部屋にセンリは入ってきた。
「顔色が気になったから来たんだけど。気分はどう?」
「え?気分・・・?」
何故ワザワザ気分を聞きに来たの?
変な人。
センリは私の顔をジッと見つめ、眺める。
「顔色もいい。薬が効いたかな?」
あの薬湯の事?
「センリが用意してくれたの?」
「ああ。ヒオリの事を思って」
「そうなんだ・・・」
と私は素直に頷いた。
するとセンリは満足そうに微笑んだ。
「嫌な事は全部忘れて、幸せに生きるんだよ」
「・・・幸せに・・うん。わかった」
コクリと頷くと、センリは私の頭を王みたいによしよしと撫でた。
「後一時間したらトキワ様も仕事が終わるから、仲良くな」
「うん」
なんだろう。悲しみだったり憎しみだったりあったハズなのに。
気分がいいからかな?
思い出せないの。
なんでも許してしまう様な広い心な気分で。
「はい・・」
私のいた奥の部屋にセンリは入ってきた。
「顔色が気になったから来たんだけど。気分はどう?」
「え?気分・・・?」
何故ワザワザ気分を聞きに来たの?
変な人。
センリは私の顔をジッと見つめ、眺める。
「顔色もいい。薬が効いたかな?」
あの薬湯の事?
「センリが用意してくれたの?」
「ああ。ヒオリの事を思って」
「そうなんだ・・・」
と私は素直に頷いた。
するとセンリは満足そうに微笑んだ。
「嫌な事は全部忘れて、幸せに生きるんだよ」
「・・・幸せに・・うん。わかった」
コクリと頷くと、センリは私の頭を王みたいによしよしと撫でた。
「後一時間したらトキワ様も仕事が終わるから、仲良くな」
「うん」
なんだろう。悲しみだったり憎しみだったりあったハズなのに。
気分がいいからかな?
思い出せないの。
なんでも許してしまう様な広い心な気分で。