異世界トランスファ
「あ、あそこだ!!」

私は巣を支えている枝を発見し、伝い歩きで降りて枝の隙間と隙間に身を寄せた。



「とりあえずここしかないもんね」


そこで様子を見ることにした。

あ、来た!!!


「!」


バサバサッ!!!!


羽をたたみ、鳥たちは巣へと入っていった。



「あれ?#$%&〇△×#$!?」


「お前、それ&%#&’%&?」


「信じられないけど#%&@*×%#って事か?」



ドキドキドキ・・・・



なんか喋ってる!きっと私の事だ・・。


ん?喋ってる?鳥が?そんな事ある?


私は首を傾げつつ耳を傾けた。



「せっかく&%$やろうと思ったのに」



え!?半分日本語っぽいけど!?聞き間違いかな?


私は更に耳を澄ませる。


知らない単語もちらほら聞こえるが、明らかに日本語が混じっている。


< 6 / 850 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop