異世界トランスファ
「じゃあ、城へ向かうけど・・明日は何時に来る予定だ?そうのんびりも出来ないよ」


「昼ごろだな。ツカサ達が来てから行く」


「わかった」


ちら。とセンリは私を気にしてくれている。

本当は自分と城に行ってもらいたかったんだと思う。

トキワ様もいるし。


「ヒオリ、今夜は本当にいいのか?ここで」


「え・・・」


「いいに決まってんだろ!!」


ギンが怒鳴る。夜ももう遅くなるのに。近所迷惑だ。

この後もきっとめんどくさそうな予感がします。

私のせいなんだけどね。



「わかった。じゃあ行くよ。また明日」


ニコリ。


はうああっ(*´Д`)

センリの必殺の笑顔がさく裂した。

必死に歪みそうな顔を抑え込んだ。


「うん、またね!おやすみー」


はー。

鼻血出そう。

やっぱタイプなんだな。

あのフェイス。

これはしょうがない。うんうん。
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