異世界トランスファ
朝食を軽く済ませ、後はツカサさん達を待つばかりになった。

現在時刻は10時過ぎです。


「俺、ちょっと畑行ってくる」


「あ、あたしも行きたい!」


「・・いいけど」


と元気のないナギとそれに寄り添うようにクレハちゃんは行ってしまった。


リビングに私とギンは二人きりだ。

私は使ったお皿を洗っている最中。

ギンはなにやら新聞らしきものを読んでいるみたいだった。


「・・・マジか」


「どうしたの?」


「・・いや・・なんでも」


なんだろう?

言いたくない感じなら別にいいけど。


と私は気にせずにお皿を洗った。


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