異世界トランスファ
「おい、馬車が来たぜ」


とナギが玄関で教えてくれた。


皆一斉に顔を引き締める。


「よし、行くか・・どうなるかわかんないけどね」


とツカサさん。


「・・・」


ギンは賛同はしてないみたい。

昨日行きたくないって言ってたもんね。


「ヒオリ」


「何?ギン」


「・・・・なんでもねえ」


何よ。意味深な人だわ。

私は首をかしげつつ、馬車へ乗り込んだ。



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