異世界トランスファ
次の日になった。
カサネの父カグラが部屋へと入ってきた。
私はギンとカサネさんに言われた通りにした。
「むう・・」
カグラは唸る。
カサネさんが男らしくあぐらをかいて私を抱きしめていたからだ。
しかも上半身裸で。
「父上。約束です。ギンのお仕事受けてください」
「・・・よかろう」
カグラにとって予想だにしなかった出来事だった。
私も全然予想だにしなかったけどね。
昨夜、まさに忍者っぽい出来事があった。
真っ暗になった瞬間、布団の真下の床が外れてそこからギンとカサネさんはしばらく入れ替わったらしい。
そんな簡単に床に穴開いてるもんなのかって思ったけど昔使っていた物置らしい。
驚きだ。
カサネさんは初めからギンと作戦を練っていたみたい。
またカサネさんに助けられちゃった。
嬉しいけど、少し申し訳ない。
沢山取り乱したし。
朝を迎え、遠くで待機しているギンはすでにいつもの感じで、昨夜の事はもちろん知らん顔して部屋に入ってきた。
キリっとして、仕事モード。
きっと切り替えのスイッチがどこかについているんだ。うん。
「では、カグラさん。お話を」
「うむ。いいだろう」
カサネの父カグラが部屋へと入ってきた。
私はギンとカサネさんに言われた通りにした。
「むう・・」
カグラは唸る。
カサネさんが男らしくあぐらをかいて私を抱きしめていたからだ。
しかも上半身裸で。
「父上。約束です。ギンのお仕事受けてください」
「・・・よかろう」
カグラにとって予想だにしなかった出来事だった。
私も全然予想だにしなかったけどね。
昨夜、まさに忍者っぽい出来事があった。
真っ暗になった瞬間、布団の真下の床が外れてそこからギンとカサネさんはしばらく入れ替わったらしい。
そんな簡単に床に穴開いてるもんなのかって思ったけど昔使っていた物置らしい。
驚きだ。
カサネさんは初めからギンと作戦を練っていたみたい。
またカサネさんに助けられちゃった。
嬉しいけど、少し申し訳ない。
沢山取り乱したし。
朝を迎え、遠くで待機しているギンはすでにいつもの感じで、昨夜の事はもちろん知らん顔して部屋に入ってきた。
キリっとして、仕事モード。
きっと切り替えのスイッチがどこかについているんだ。うん。
「では、カグラさん。お話を」
「うむ。いいだろう」