異世界トランスファ
近くにソフトクリームを販売している店があったので、センリはそれを私に買ってくれた。


「ありがとう」


小さな公園があったのでベンチに座る。


「あまり大きな声で言えないから、良く聞いて」


「はい。」


意を決し頷く。


「男女比の話をしたと思うけど」


コクリ。

と頷く。


「ヒオリの時代には、風俗ってなかった?」


「え゛!?あ、あったけど」


「あっちの通りはソレ」


「あ、そういう事・・ってナギ!?」


後ろにいたナギに振り向くと、全然目を合わせようともしない。

15で行って良い訳ない!


「うっせ。俺だってもう大人だ」


「よく言うぜ」


とギンは鼻で笑う。

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