創作に関するあれやこれや
42:行雲流水 花に嵐
3泊4日の東北の旅に行ってきた左近です。
それはともかく、今これを書いているのは3回目です。
最近PCがまともに動かなくて、何度文章が消えたことか。
いらちには辛い。
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苦し紛れの題名だ。
こんなに題名が思いつかなかったことがあるだろうか。
いやいつもなんだけど、大抵つけたらしっくりくるもんなんですよ。
それが、これに関してはいまだに全然しっくりこない。
いいのか。
けどだからといって他の題名を思いつくかといわれると思いつかないんですよ。
これは『始末屋 妖幻堂』的なやつですね。
妖幻堂は町人でしたが、それを侍がやったらこうなるって感じ。
こっちゃどう転んでも人間なので、千之助のような妙な力も使いませんし、周りの奴らも普通の人間です。
ただそうすると、結構難しかった。
普通の事件を裁くっていうのはかなり難しい。
今よりは自由がききますがね。
身分の違いもあるしなぁ。
てことで、やっぱりちょっと特殊な色町を絡ませてしまう。
そういやこれは『上月』という苗字を使いたいがために書いたような気がする。
苗字があるということは侍ですからね、侍世界になったわけです。
これ、結構速く話を進めたつもりなんですけど、そうでもなかったな。
おすずは殺しちゃおうか迷ったところです。
別に宗十郎もおすずを好いているわけではないのでね。
おすずよりも、おたまのほうが好きなキャラではありました。
この話は他の話よりも、土地についての描写が多かったように思うので、古地図と頭の中の京の地図を駆使して書いてました。
昔々からあまり土地が変わってないというのは、こういうときに助かります。
この話については題名同様、大して思い入れはありません(あっ)。
強いて言うなら片桐を書くのが楽しかったってぐらいですかね。
結構斬り合いも入ったし、通常の歴史小説的な話運びだったと思うのですが。
なので、長編なのにこれといって語ることもない。
そういえば、作中で『宗十郎』の字が『宗寿郎』になってたりしてますなぁ。
直したいけど順番が変わるので直せないのが辛いところです。