創作に関するあれやこれや
45:結構な腕前で!
そういえば、東北旅行で銀山温泉にも行ったのですが、そこで見つけた地酒を買おうか買うまいか悩んだ末、重いので買わなかったことを後悔している左近です。
山形の地酒で『一路』という。世界チャンピオンなんだって。
一路って、浅田次郎の小説だろうか。
この小説はお勧めですよ。ただ浅田次郎のは初めの30pぐらいが辛い。説明的というか。
『一路』も左近は読むの止めようかと思いましたもん( ̄▽ ̄)。でもそこを過ぎれば面白いです。ぜひ。
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初のサイトの趣旨に合った恋愛もの。
7、8年目にしてようやくです。
何となく左近が題名にめちゃめちゃ悩むのは歴史ものだからではないか、と思わないでもない。
考えてみれば現代ものって大して悩まないように思う。
これも題名はほぼ決まってた。
乙女ゲームもそう。
手拭い村も、さほど悩まなかった。
しかし題名に悩まないからといって楽ちんなわけではない。
やっぱり恋愛ものは苦手。
文章的には楽ちんですけど、終わり方がさっぱりわからん。
これ、魔とか出してるから話もさくさく(?)動きますけど、そういう妙なものなくほんとに普通の恋愛ものだったら全く動きませんよ。
もしくは超短編になる勢い。
基本的にバトルのない話は書けない。
それも人間関係のバトルでなく、実戦的なバトルでないといけないので、犯罪にならないためには妙なもの相手でないといけないわけで。
で、妙なものを相手にしてると人も変になるのか、せとかの変人っぷりに拍車がかかる。
いや突き抜けてるのは但馬と思いますが。
ここでのお気に入りはびーちゃんですね。
登場人物は変人ばっかりだし。
書くのが楽しかったのは但馬ですが。
この人も不気味かもですね。
まじ人かどうかも怪しい。
それなりに顔もいい、と思ってください。
由梨花お嬢様のお傍にいるわけですから。
ただ由梨花はせとみしか眼中にないですけどね。
男性を見る目としては、由梨花が一番まともかもです。
せとかも土門もまともとは言えないですからね。
しかしこの話は、ほんとにしんどかった。
ちゃちい魔を出したところで話は終わらないので、何かでかいことをさせないと、でも変に人を巻き込んだら現代ではややこしい、と悩んで、魔がでかくなりました。
これも若干一人称ちっくなところがあります。
初め、一人称で進めようかとも思ったんですよ。
一人称のほうが簡単なんで。
でもほれ、主人公が恋する乙女なわけじゃないですか。
恋する乙女になりきるのは、乙女ゲームの三択をことごとく外す左近には無理じゃないですか。
まぁ左近の書く主人公なわけですから、恋する乙女っても知れてますがね。
しかも萌実だって普通の女子とは言い難いし。
なのでちょいちょい一人称が顔を出してはいますが、全体的にはいつもの三人称です。
終わり方に悩みに悩んで、ほぼ無理から終えたわりに、ラストはなかなか綺麗に終われたな、という印象です。
ここまで題名が生きた話もそうないのでは。
そういえば、主人公クラスよりも脇キャラに超絶美人を持ってくるのも癖かもなぁ。
千代もそうだし。