恋愛いたしましょう!【短編】
「うわっ!!」
私は群れの中から弾き飛ばされた
むぅぅ…
何よ、少しくらい見させてくれたっていいじゃない!!
私とこれから恋愛する人なんだから…
「おい」
「あぁ?!」
ムカついていたもんだから、すっごく汚い言葉を使ってしまった
や、ヤバイ
も、モテ子はどうした自分よ!
「ご、ごめんなさい。私ったらつい…」
私は相手の顔を見るために顔を上げた
えっ…?
超美形じゃん!!
私の目の前には面を持ってる超イケメンがいた
この人も剣道部なのかな?
「羽未、羽未」
「明美ちゃん」
明美ちゃんが私にこっち来いという合図をしていた