恋愛いたしましょう!【短編】



その次の日から私は死ぬ気で頑張った




「新藤君、レモンのはちみつ漬け。部活の後に食べてね♪」



「…いらない」



ガンッ



め、めげるものか…



新藤君のスポーツバックの中に入れてやる~



メモ付きで、『食べてね♪愛しい 羽未より』って書いてやる~







「えへへ~新藤君、一緒に帰ろう~」




新藤君は自分のマフラーを取って、私に巻きつけた



く、苦しい…



それに、前が見えない…




やっと、マフラーが取れた時、新藤君の姿はなかった



くっそ~、またしても!!





「フレフレ、新藤君!頑張れ、頑張れ新藤君!」



ポイッ



またしても追い出された



チアガールでも駄目か…



< 15 / 38 >

この作品をシェア

pagetop