恋愛いたしましょう!【短編】



「…普通、逆だろう…」



逆って…?



そしたら、いきなり新藤君が真顔でこう言ってきた





「俺、お前のことずっと好きだった。だから…俺と付き合ってくれますか…?」










にゃ、にゃーーーん!!



こ、告白、真顔でされちゃったー



マジで嬉しいんだけど…




「はい!!喜んでお付き合いさせてもらいます!!」



「声大きい」



「あっ…」



私は声を抑えた




ポンッ



新藤君が私の頭に手を置いた




「じゃあ、これからよろしくってことで」



「う、うん…」





はじめは自分のために始めた恋愛ごっこ、だけど好きになちゃったんだよね



これこそまさに『恋愛いたしましょう』って感じ!




END


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