恋愛いたしましょう!【短編】
みんな私を見ている
それもそのはずよ、今日はなんたってモテ子羽未ちゃんだもんねー
さぁ、どんな男の子だろうがかかってきなさい!!
バカッ
私は下駄箱を開けた
やっぱり言われたとおり紙が置いてある
「よしっ!」
「私も見る」
明美ちゃんが私の隣にいた
私は紙の裏をソーッと見た
『新藤 正貴』
「し、新藤 正貴…。って、だれ?」
私は明美ちゃんに聞いた
隣を見たら、明美ちゃんが固まっている
へっ?
なんでぇ!?
「明美ちゃん?」
「おーい、明美ちゃーん」
私は明美ちゃんの前に手をかざした