これが許されない恋だとわかっていても君のことが好きで好きで

大宮「そうなんですか、ん？あれでも優梨ちゃんが大きくなるまでは寂しい思いをさせたくないから戻らないって．．．」




そうね、そんな話しましたわね




一華「ええ、ですが、私が行く病院には君島先生の御尽力のおかげで24時間体制の託児所が作られたんです


ですから、仕事の合間でも会えますし、帰りも一緒に帰れますから」




そう言うと大宮先生はしゅんとした




そんなに優梨のこと可愛がってもらっていたのね．．．




申し訳のないことをしたわ




大宮「そ、ですか


まぁ、そちらの方が優梨ちゃんと荻野さんのためにもよろしいのかも知れませんね



わかりました



退園手続きの書類がありますのでご記入をお願いできますか？」





明日からなら今の方がいいわよね




一華「わかりました


君島先生、すみませんが優梨を少しの間だけ見ていてもらってもいいですか？



優梨、ちょっとだけ君島先生とまっていてね」