これが許されない恋だとわかっていても君のことが好きで好きで
まぁ、そんなこと考えていても仕方がないんだけどね





優梨「ままぁ」




ん?あれ、優梨?起きたのかな?






一華「なぁに?どうしたの?」





優梨は私のところに抱きついてきた




どうしたのかしら?




優梨「ままぁ、私明日から違う保育園行くの?」




あれ?私そんな話したっけ?





一華「そうよ、なんで?」




優梨「...ゃだ」




ん?




一華「ごめん、優梨もう一回言って?」




優梨「嫌だ。ハルちゃん達と離れたくない」




そうよね、友達がいるんだものね




ごめんね





一華「そうだね、勝手に決めてごめんね



ママ優梨と一緒に帰りたかった、だから勝手に決めちゃったの、本当にごめんね」




優梨「ママ、これからも一緒に帰るんでしょ?」





そうだね、そうしたかったんだけどね





一華「ママが明日から働く場所はね優梨がよく行く病院なんだ


ママ、お医者さんになるの。でもね、お医者さんって凄い大変でおうちに帰れないこともあるの


だから優梨には病院の中に入ってる保育園に行ってもらうの



そしたら家に帰れない時でも一緒に居られるから



わかってくれるかな?」





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