これが許されない恋だとわかっていても君のことが好きで好きで
優梨は疲れて眠ってしまった




私は優梨を布団に入れて私も布団に入ろうとした





プルルルルルル




その時電話がなった




これは携帯ね




一華「もしもし」



?「あ、夜分遅くに申し訳ありません


退園手続が完了致しましたのでご連絡させて頂きました」




あ、園長先生ね





一華「あ、はい。わざわざありがとうございます


では、失礼します」




良かった。ちゃんとシュレッダーに掛けてくれるといいんだけど...





プルルルルルル




また?今度は誰?





一華「もしもし」




?「俺だ」




この声は...





一華「兄さん?何の用ですか?」





総一郎兄さんだ




総一郎「まだ敬語は治らない、か


悠翔と会ったんだってな」





私が家族相手に敬語で話すようになったのはいつからなんだろう...
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