これが許されない恋だとわかっていても君のことが好きで好きで

一華「好きですよ、彼と再会して望んでなかった再会でしたが、それでも再会したら私はカレがまだ好きなんだって思いました。」




総一郎「そうか、それを本人にいえば．「いえ」．．．」





言ってどうなるの？私には優梨がいるのよ？




確かにあの子に父親が必要かもしれない




だけど．．．




一華「優梨はどうなるのですか？


もし仮に私と悠くんが上手くいったと仮定して、そのあとはどうなるのですか？



たしかに優梨には父親がいるのかもしれません



でもそれは、優梨を愛してくれる人でないとダメなんです



私を愛してくれる人じゃなくてもいいんです、ただ、きちんと優梨のことを愛してくれる人なら、それでいいんです。



別に悠くんを信用していないわけじゃないんです。


だけど、悠くんには幸せになってもらいたい



ちゃんと愛する人とその人と自分の子供と一緒に



悠くんがわざわざ自分の子供じゃない子と暮らす必要なんてないです」