これが許されない恋だとわかっていても君のことが好きで好きで
一華「でも、その執拗い私を引き留めようとしたのは悠くんの方じゃなかった?」




悠くんはため息をついた






悠翔「まぁな、さっきの質問の答えだけど、ちゃんと法学部は卒業して警察学校に行って警察官の資格も持っている


だけど...途中でやりたいことが変わったんだ」




ウソね




それでもこれ以上突っ込めない私はまだ悠くんに嫌われたくない、と思っているからね





一華「、、そっか...、あ、ごめん仕事戻らないと


またね」




私はその場にいるのが辛くなって逃げ出した





別に彼が隠し事してたって私がどうにか言えることじゃない





だって私だって隠し事しているんだもの





だけど、なんでだろう...何故かわからないけど悠くんが遠くに行ってしまうような気がして...





.........怖かったんだ







私は後ろから呼び止める声が聞こえたが目もくれず仕事に戻った
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