これが許されない恋だとわかっていても君のことが好きで好きで
春樹「荻野先生、少しよろしいですか?」




そういえば、話をするって言ってたっけ




一華「ええ」





私は春樹くんについていった





着いたのは食堂だった





春樹くん曰く「ちょうどお昼なんで食べらながら話しましょう」ってことらしい








私たちはそれぞれお昼ご飯を取ってきてから食べた




春樹「それで話なんですけど...なんで別れたんですか?」





春樹くんの直球は相変わらずね





なんで別れたか、ね





一華「やりたいことが違っていたのよ、私は東京の大学に行きたかった、でも彼は地元の大学に行った


だから「だからなんですか?」...え」





春樹「知ってますよ、やりたいことが違っていたなんて


でも俺は、先生...いや、お姉さんならそれでも、遠距離になっても付き合ってると思いました」




...そうね





それができたら良かったのかもしれないわね
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