これが許されない恋だとわかっていても君のことが好きで好きで

私はそう言ってその場を離れ君島先生のところへ向かった




君島先生がいる所へ近づけば近づくほど君島先生と教授？と思われる人が言い争っていた



一「だからどうしてそう反対するんだ。理由を言いなさい」




由紀子「ですから何度も言っているように荻野さんは今日戻ってきたばかりです

お子さんもいます


そんなあの子に今患者を持たせて負担にするよりはもっと職場に慣れてからの方がいいと思います」




一「なら、荻野くんに聞いてみようじゃないか」



由紀子「ダメです！荻野さんは優しいからきっとやるって言います


でも、内心では絶対に負担になっています」




君島先生．．．



例のことを隠してくれているのね．．．




一華「君島先生、私やりますよ


あの人の担当医」