これが許されない恋だとわかっていても君のことが好きで好きで
由紀子「だけど......「1ついいかな?」...教授」



疑問に思ったことがあるのだろう...教授は話の途中に割り込んできた



一華「なんですか?」




一「荻野くんと橘さんは知り合いなのか?」




その質問は来ると思ったわ




一華「えぇ、まぁ。昔色々とありましたから」




一「そうか...もう一つ。荻野くんと橘さんの件にどうして君島くんが口を出す?」



それは...




由紀子「橘葵は私の血の繋がった弟だからです


ある事件のあと家族から見放されて絶縁状態になっていますが」




一「そうなのか...じゃ最後だ。その橘葵さんと荻野くんの間になにがあった?」





これも絶対来ると思ったわ




もう隠せないわね、まぁ隠していたわけじゃないけれど




幸いなのはここに春樹くんがいなかった事ね




由紀子「荻野さん、その質問には答えなくてもいいのよ


思い出したくもないでしょう?」
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