【朗報】コミュ障美女が溺愛された
ベタ過ぎる嘘を智季に吐いた枻くんは、私の腕を引っ張ってKUISまで連れて行った。






枻くんは8号館につくなり、不機嫌そうな顔をしながら、私を見て聞く。


「智季ってやつ波音ちゃんのなんなの?何気に名前呼び捨てにしてたし。」


勘が良い、と感心しながらも、私は智季のことについて全てを話し始めた。






説明の途中途中、枻くんは顔をしかめながらも最後まで聞いてくれた。




私が話し終わると、枻くんは

「え...?枻くん......?」

抱きしめた。強い力で。


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