かおるこ連絡ノート
手に、いれてやる。
鷲尾は、ポケットから、ナイフを出した。
刃先を出して、夕日の光にかざす。
あいつら、誰でもいい。
あの場所から引きずり出して、俺が、そいつになり代わってやる。
そのためなら、こいつを使ってでも。
どんな方法だって、使ってやる。
そうしなければ。
俺は、俺の場所がないと、生きていけない。
俺だけの場所。
欲しいのは、ただ、それだけなんだ。
終
鷲尾は、ポケットから、ナイフを出した。
刃先を出して、夕日の光にかざす。
あいつら、誰でもいい。
あの場所から引きずり出して、俺が、そいつになり代わってやる。
そのためなら、こいつを使ってでも。
どんな方法だって、使ってやる。
そうしなければ。
俺は、俺の場所がないと、生きていけない。
俺だけの場所。
欲しいのは、ただ、それだけなんだ。
終