父の死とドーナッツ

棺には、父が元気だった時の吸ってたショートホープを入れる。

通夜になって父の妹になる叔母さんも関西から駆けつけるました。

父の棺の部屋で母と叔父さんと叔母さんと一時的には家庭の為に帰った妹と過ごす。

何度か寝てしまうが、完全には寝れずこれを書いてます。

兄は、相当調子が悪そうで帰っていた。

夜になると今後の事を話し合うが、父の借金を僕は父との約束で黙って払っていた。

しかし、まだまだ個人的借金が有るらしいのを初めて知る。

最も収入が良いのは僕だから皆僕にそれを求めて来たので月に幾らならと応じようとするが、それでは足らないらしい事が分かる。

僕は頭の中でギリギリの計算をしてそれも払うと言うが、父が入院したので引っ越した所も生活が出来なければ、またもや引っ越すかもと言われて愕然とする。

皆、お金を持ってないのは分かっているが、それも僕に求めているようでとりあえず考えるだけ考えると言う。

叔父さんは、薄々僕の経済的状況に気付いてるようで無理するなよと言うが、妹は払えるだろうと言い出す。

とにかく考えるとだけ答えたが、妹がは不満そうだった。

僕は外に出て煙草を吸いながら親父やってくれるなと思うが涙が出る。

トンネル工事の世界に入ってるのは、もう僕だけで会社には数日休むと言ってたが何度か現場から電話が入っていたの無視していた。

数ヶ所の現場のうち一番大変そうな所にだけ夜勤をやってるだろうから状況把握の電話だけ入れる。

< 3 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop