諦めたけど好きです
片思いが終わった?
私が、秀の事を諦めてから半年がたった。
最近は、少し会話?かな?
「消しゴム取って。」
「あぁ、いいよ。」
「ありがとう。」
この程度話すようにはなった。
ただのクラスメイト。
前みたいな、友達みたいに笑いあって冗談言い合ったような仲には、もう一生ならないってわかった。
でも別にもういい。秀のことは半年前に諦めた。
実の事を言うと、今は新しい好きな人ができた。
今は、その人に片思い中。諦めるのは辛かったけど、今は頑張るって決めたから。
実は、今の私の好きな人にも好きな人がいるみたい。
でも、次は失敗しないように頑張るんだ!
なんて、思ってる時。
凄いことが起きた。
人生初の体験だ。
私の地域で夏のお祭りがあり、私と友達で楽しんでいるとき。
ビックリしたよ。
本当にビックリした。
だって、そのお祭りのときに私は告白されたんだもん。
しかも、告白してくれたのは秀だった。
『ざわざわ』
「那奈~!お待たせ!ねぇもうすぐ花火始まるね!」
「ね!楽しみ~!カメラの用意しなくちゃ!」
私は仲の良い友達と、お祭りで楽しんでいた。
『ヒューーーードンッ!』
「あー!花火始まった!」
「きれい~!」
私達が花火に見とれていると、
「…ねぇ、那奈。」
私の名前が呼ばれ、振り向くとそこに秀がいた。
「……ちょっと今いいかな?」
「え?別に良いけど……」
半年近くまともに会話してなかったから少し慌てながら秀の方に駆け寄った。
「何?」
「…あのさ、実は………」
顔が赤い。
「?」
「えっと……俺、お前のことが好きだ。」
「!?嘘!?」
思ってもみなかった。
完全に自分は嫌われてると思ってたから。
パニックで聞き返した。
「ぇ、ほ、本当?」
「……うん。」
(…本当に?)
涙が1つ落ちた。
もぅ、秀のことは諦めた。
そう思ってたけど、今は嬉しくてたまらない。
(あぁ、やっぱり好きだ。秀が好き。大好き。)
視界が涙でボヤける。
「……付き合ってくれる?」
秀が頬を赤く染めながら私に聞く。
「…もちろん!」
満面の笑みで返事した。
涙をぬぐう。
(…やっと、やっと……………。頑張ってよかった。色々大変だったけど、本当によかった。これからは、また秀と笑いあって
ふざけあっていられるんだ!)
私は顔を上げた。
そして、秀の顔を見る。
(本当に、頑張って良かっ……………………………………?)
(…え?秀、どうしたの?)
最近は、少し会話?かな?
「消しゴム取って。」
「あぁ、いいよ。」
「ありがとう。」
この程度話すようにはなった。
ただのクラスメイト。
前みたいな、友達みたいに笑いあって冗談言い合ったような仲には、もう一生ならないってわかった。
でも別にもういい。秀のことは半年前に諦めた。
実の事を言うと、今は新しい好きな人ができた。
今は、その人に片思い中。諦めるのは辛かったけど、今は頑張るって決めたから。
実は、今の私の好きな人にも好きな人がいるみたい。
でも、次は失敗しないように頑張るんだ!
なんて、思ってる時。
凄いことが起きた。
人生初の体験だ。
私の地域で夏のお祭りがあり、私と友達で楽しんでいるとき。
ビックリしたよ。
本当にビックリした。
だって、そのお祭りのときに私は告白されたんだもん。
しかも、告白してくれたのは秀だった。
『ざわざわ』
「那奈~!お待たせ!ねぇもうすぐ花火始まるね!」
「ね!楽しみ~!カメラの用意しなくちゃ!」
私は仲の良い友達と、お祭りで楽しんでいた。
『ヒューーーードンッ!』
「あー!花火始まった!」
「きれい~!」
私達が花火に見とれていると、
「…ねぇ、那奈。」
私の名前が呼ばれ、振り向くとそこに秀がいた。
「……ちょっと今いいかな?」
「え?別に良いけど……」
半年近くまともに会話してなかったから少し慌てながら秀の方に駆け寄った。
「何?」
「…あのさ、実は………」
顔が赤い。
「?」
「えっと……俺、お前のことが好きだ。」
「!?嘘!?」
思ってもみなかった。
完全に自分は嫌われてると思ってたから。
パニックで聞き返した。
「ぇ、ほ、本当?」
「……うん。」
(…本当に?)
涙が1つ落ちた。
もぅ、秀のことは諦めた。
そう思ってたけど、今は嬉しくてたまらない。
(あぁ、やっぱり好きだ。秀が好き。大好き。)
視界が涙でボヤける。
「……付き合ってくれる?」
秀が頬を赤く染めながら私に聞く。
「…もちろん!」
満面の笑みで返事した。
涙をぬぐう。
(…やっと、やっと……………。頑張ってよかった。色々大変だったけど、本当によかった。これからは、また秀と笑いあって
ふざけあっていられるんだ!)
私は顔を上げた。
そして、秀の顔を見る。
(本当に、頑張って良かっ……………………………………?)
(…え?秀、どうしたの?)