隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜
「そんな事、晶帆が気にすることじゃないよ。俺が、贈りたいんだから。それよりも素直に受け取ってくれると嬉しい。あと、、コレもお揃いだともっと、、ね。」
そしてゴールドチェーンを優しく手渡れた。
「付けて、、、晶帆。」
少し切ない表情を浮かべる彼に見つめられて、胸が締め付けられた。
本当にいいの、、?
だって私達はホンモノじゃない。
もう直ぐ別れが待っているのに、、、?
震える手で彼の首にそれを付ける。
「、、どう?」
「凄い似合ってる、、、。」
「、、ん。ありがとう。」