隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜
開かれたドアの向こうに広がった部屋には、大きなダブルベッドが1つ。
そのベッドの上に横にされた。
そしてすぐに彼が覆いかぶさって来た。
『晶帆、、いい?』
もう既に恋人スイッチが入ったのか、甘い表情の彼が問いかけてくる。
「うん、、、圭くん。」
「じゃあ、俺のこと、、好きって言って?」
彼が望むのならば、秘めていた言葉も言える。
「、、、好き。圭くんが好き。」
いざ言葉にしたら、彼への想いが溢れてきて涙まで出てしまう。
「圭くんは、、私のこと好き、、?」