隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜
「やっ、、!?」
よく見ると彼も何も身につけていない。
こんな明るい時間から見る彼の鍛え上げられた肉体は刺激が強すぎて、手で顔を隠す。
「、、何?もしかして恥ずかしいの?昨日はもっと普段しないような恥ずかしい事、したと思うけど。」
引き寄せられて肌と肌が直に触れた。
思わず身体がビクッと跳ね上がる。
『そんなに警戒しないで、、。何もしないからもう少しだけこのまま。』
優しく抱きしめられて、その温もりが心地よくて目を閉じた。
このまま時が止まればいいのに。
そう思わずにはいられない。