隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜
偽りの恋敵?
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「はぁ〜、、。」
無意識の何度目かの溜息をついた時、隣から呆れた声の真美ちゃんから声を掛けられた。
「先輩っ!いい加減にその溜息やめて下さい。それにその辛気臭い顔もどうにかなりませんか?皆さん、凄い驚いて先輩の事見てますよ?いつもの先輩じゃないから少し社内もざわついてます。私も色々とやりにくいです。先輩が上の空だから私がいつも以上に仕事しないといけないじゃないですか〜!」
「ごっ、ごめんねっ!?そんなに溜息ついてた?!?!って、、もうお昼?!」
「ほら〜。もうっ!今日は先にお昼上がって下さい。その代わり、昼休憩後はいつもの先輩に戻って下さいね!」
そういって受付から追い出された。
仕事に身が入らなくて支障が出てる。
これじゃあこのまま仕事をしてもきっと真美ちゃんに迷惑を掛けてしまう。
「ごめんね?じゃあお言葉に甘えるね、、?」