隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜


真美ちゃんに言葉を掛けて、受付を離れた。

そしてすぐさま携帯を取り出し、莉子ちゃんに電話を掛ける。




「あっ!もしもし莉子ちゃん?莉子ちゃんは、、もう昼休憩?良かったら一緒にお昼食べよ?聞いてほしいこともあってね、、?」


要件を伝えると、莉子ちゃんも丁度昼休憩に上がる所だったらしく食堂の前で待ち合わせをすることになった。

食堂の前で財布を持って莉子ちゃんを待った。





「晶帆!ごめんね〜お待たせっ!!」

「莉子ちゃん!!金曜日はごめんね?凄い迷惑かけちゃって、、莉子ちゃんもちゃんと無事に帰れた?」

「何いってるの!私も久しぶりに晶帆と飲めて楽しかったから。帰りも大丈夫だったよ!、、その、、店長がね、、アパートまで送ってくれたから。」




少し恥ずかしそうに話す莉子ちゃんに不思議に思いながらもホッと胸を撫で下ろした。

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