隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜
偽りの牽制?
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「んっ、、、。」
セットした記憶の無い目覚まし時計のアラームが聞こえて目が覚めた。
それに手を伸ばしてボタンを押した。
横に手を広げると昨日まであった温もりはなく、いつも通り少し冷んやりとした広々としたセミダブルのベット。
、、、いつもそうだ。
意識が朦朧とするまで彼に抱かれて、次の日にはいない。
ポストの中には、彼がいれたであろう鍵が入れてある。
そして必ず目覚ましがセットしてある。
彼がここに居たという印みたいなものをいくつか見つけて、夢ではなかったのだとホッとするのもいつもの事。
いつも通りの朝が来た。