隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜
「ご、めんなさい、、圭君に迷惑かけて、、折角の週末で予定だってあった、、よね、、?本当に、、ごめんなさい。」
声を震わせながら謝ると、額に優しいキスが落ちてきた。
「そういう事を怒ってるんじゃないんだけど、、、もういいよ。次からは気をつけて?」
「はい、、、。」
「、、それはそうと、この後どうする?もう直ぐチェックアウトだけど、このまま2人でどこか出掛ける?行きたい所があるなら連れて行くよ。」
彼からのまさかのお誘い。
実は3年間で、休みの日の昼間に一度も出かけたことがないのだ。
あくまでも〝恋人〟はカモフラージュだからその必要が無かったから。
会うのは決まって平日の仕事終わり。
もっぱら彼が私のアパートに来て、ご飯を食べてそれから私のベットで過ごし、目が覚めた時には帰っている圭くん。