Kissしちゃう?
第七章
7
「真二、シチュー出来たわよ」
「ああ、ありがとう」
僕が早紀から了解を得ずに使っていたノートパソコンから目を上げ、頷いてみせる。
彼女はキッチンからリビングに熱々のシチュー鍋を持ってきて、
「自分で言うのもなんだけど、結構美味しいと思うわ」
と言った。
冷える季節はやはり温かい食べ物がいい。
パソコンは何もしないで放っておいても、自動的にセーフモードへと入ってしまうようだ。
僕はパソコンが置いてある机からゆっくりとリビングのテーブルへ移動した。
早紀はいろんなことに興味を持っているようだったが、中でもお香を焚(た)くことが一番の趣味のようで、部屋にはその手のロウソクが何本か置いてある。
彼女はそのうちの一本に火を点けて、アロマセラピータイムを楽しみ出す。
「真二、シチュー出来たわよ」
「ああ、ありがとう」
僕が早紀から了解を得ずに使っていたノートパソコンから目を上げ、頷いてみせる。
彼女はキッチンからリビングに熱々のシチュー鍋を持ってきて、
「自分で言うのもなんだけど、結構美味しいと思うわ」
と言った。
冷える季節はやはり温かい食べ物がいい。
パソコンは何もしないで放っておいても、自動的にセーフモードへと入ってしまうようだ。
僕はパソコンが置いてある机からゆっくりとリビングのテーブルへ移動した。
早紀はいろんなことに興味を持っているようだったが、中でもお香を焚(た)くことが一番の趣味のようで、部屋にはその手のロウソクが何本か置いてある。
彼女はそのうちの一本に火を点けて、アロマセラピータイムを楽しみ出す。