Kissしちゃう?
「うん、まあね」


 早紀は僕が自分のブログで連載小説を書き綴っていることを知っていたし、公募に出す原稿を書いていることも併(あわ)せて知っているようだった。


 そう言えば、彼女もかなりディープなブロガーだ。


 自分のブログを立ち上げて、毎日日記のようなものを付けているみたいだ。


 あくまで自分なりにだが……。


 僕も早紀もブログという場所で情報を発信しているという点では、同じだった。


 似た者同士かもしれないし、実際のところその通りだ。


 僕が疲れてベッド上で呼吸を整えていると、早紀が僕の一物を扱きながら、銜え込んでくれる。
 

 僕は裸のまま、シングルベッドの上でされるがままにしていた。


 早紀もフェラしながら、僕のペニスが徐々にではあるが、張りつつあるのを感じ取っているようだ。


 そして一物が完全にそそり立ち、すっかり充血して勃起した状態になったところで、僕たちはもう一度繋がった。
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