4組の恋模様
ガラッ
「申し訳ありません。遅刻しました。」
1時間目数学。あぁ塾でやった所だったな。
と呑気にそう思う。
「おぉ。佐々木。お前が来てないから心配してた。とうしたんだ?」
「学校来る途中に迷子の子に会いまして。ここから30分くらい離れた所が家だったので家まで送ってきた所です。」
「そうか。さすがだな。」
「いえ。当然の事です。すぐ席付きますので授業続けてください。」
「あぁ。」
「はよ。」
「おはよう。春樹。」
コソコソと隣の席の春樹と話す。
「遅刻した理由。嘘だよな。」
「・・・そうね。」
ノートさっさとまとめないと。要点だけ書いとけばいいかな。
「俺理由知ってんだけど。」
「不機嫌な理由それ?」
「不機嫌じゃないけど。」
「オーラが出てるの。」
「吹部の部長とカフェいた。」
「うん。」
あ。写し間違えた。消しゴム・・・。
「ん。」
「ありがとう。それで?」
「キスされてた。」
「っ!?」
「佐々木ー。どうしたー。」
「し、失礼しました。」
「声大きいんだけどっ。」
「学校サボってまで部長と仲良くなりたいわけ?」
「春樹が不機嫌な理由が分からないんだけど。」
「申し訳ありません。遅刻しました。」
1時間目数学。あぁ塾でやった所だったな。
と呑気にそう思う。
「おぉ。佐々木。お前が来てないから心配してた。とうしたんだ?」
「学校来る途中に迷子の子に会いまして。ここから30分くらい離れた所が家だったので家まで送ってきた所です。」
「そうか。さすがだな。」
「いえ。当然の事です。すぐ席付きますので授業続けてください。」
「あぁ。」
「はよ。」
「おはよう。春樹。」
コソコソと隣の席の春樹と話す。
「遅刻した理由。嘘だよな。」
「・・・そうね。」
ノートさっさとまとめないと。要点だけ書いとけばいいかな。
「俺理由知ってんだけど。」
「不機嫌な理由それ?」
「不機嫌じゃないけど。」
「オーラが出てるの。」
「吹部の部長とカフェいた。」
「うん。」
あ。写し間違えた。消しゴム・・・。
「ん。」
「ありがとう。それで?」
「キスされてた。」
「っ!?」
「佐々木ー。どうしたー。」
「し、失礼しました。」
「声大きいんだけどっ。」
「学校サボってまで部長と仲良くなりたいわけ?」
「春樹が不機嫌な理由が分からないんだけど。」